種田山頭火 武雄温泉 宿泊す。一日目。

●まっすぐな道で さみしい

うしろすがたの しぐれゆくか



分け入っても分け入っても、青い山

などの句で有名な「山頭火」。

ここ佐賀県の武雄温泉も訪れています。

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昭和7年1月29日。武雄、油屋

こころの湯 - 二銭湯 - はきたなくて嫌だったが、西方にそびえている城山 - それは今にも倒れそうな低い、繁った山だ - はわるくない。



うどん、さけ、しゃみせん、おしろい、等等、さすがに湯町らしい気分がないでもないが、とにかく不景気。

と日記に書いている。武雄温泉への印象は、あんまり良くないようである

残念ではある・・が。


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山頭火について詳しい訳でもない私は、彼の人生が壮絶なものであったらしい事と、放浪の旅をしていた人物として、多少知っている程度。

当時宿泊した、武雄温泉、「油屋旅館」は現在も続いている。



旅館の関係者に聞いても、山頭火のことはほとんど記憶がなく、数年前に彼の立ち寄り先を調べている人たちが訪ねてきて、初めて知ったと言う。

その方達が出版した本を、私も見せてもらったが。

山頭火のように放浪を繰り返しながら、昼間から酒を飲んでいるような、氏素性の知れない人を、当時の武雄の人達が好印象を持ったとは、とうてい思えない・・・。

しかし逆に武雄温泉に対して彼が良い印象を持たなかったとしても、宿泊し温泉に入ったり感じたことが記録として残されたことは、武雄温泉としても決してわるい事ではないと思う。



ただ隣の嬉野温泉に対してはなぜか、印象が良い・・・。ウーン再度、残念じゃ・・。

by ta-ke-58-ta-xi | 2006-09-07 08:50 | 観光?